円山(225m)へ散歩に行ってきました。朝から雲一つなく好転で、気温も高めです。雪が腐ってザクザクになっていることを覚悟して家を出ました。
八十八か所ルートの登山口付近は予想通りザクザクで滑り止めが効きません。頂上までこの状態だと「かなり時間がとられるな」と思いつつ登り始めました。しかし、中腹の30番の観音様辺りから、日陰は凍結していて、滑り止めも効き、快適に登ることができました。一方、凍結路を嫌った登山者が正規ルートを逸れ、たくさんの「つぼ足」による脇道ができていました。
「つぼ足」も登山技術の一つですが、無数にあると正規ルートを見失います。上りは迷うことが少ないのですが、急な下りは「つぼ足」に惑わされ、ついつい正規ルートから外れがちになります。また、下りで「つぼ足」に足をとられると、前のめりに転んだりして脛に負荷がかかります。リハビリ中の足には最悪です。なので、下りは要注意です。
平日ということもあって人の入りは少なく、ピークは独占状態でした。無事に登ってくることができたことを「山の神」に報告し、そして感謝のお祈りをします。ピークに立つと、眼下には札幌の街並み、遠くには石狩や夕張の山々をくっきりはっきり眺めることができました。深呼吸をひとつして、下山を開始しました。
下りは動物園コースを慎重におりてきました。それでもルートを外したり急坂で滑ったりして、ひやひやドキドキでした。幸いケガ無くコースを歩き終えたので言えることですが、春山はスリル満点でとっても楽しいです。
今日も、登山口に向け一歩踏み出す勇気を持てたことに感謝します。
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