ラン&ウォークで、円山へ行ってきました。円山医院(225m)へは中1日と日を置かずの通院です。
北海道に居座る低気圧と寒気の影響で、札幌は終日雪になる予報でしたが、朝から青空が広がっていました。晴れ女の山友が、どこかの山を歩いているのかも知れません。
そんなことを考えていたら、自然と体が動き、通院の仕度が整いました。そして青空に誘われて、円山へ一歩を踏み出しました。
モチベーションを上げるには
適度な運動は、健康の維持に欠かせません。体に良いことなのに、それが分かっていても、なかなか続けることができません。なぜなんでしょうか?あまりに続けることができないので、座右の銘は「継続は力なり」としています。自分にないものを掲げ、戒めとしています。
皆さんは、どうやってモチベーションを保ち、どうやってモチベーションを上げていますか?
時には人の目(見栄)だったり、時には人からの称賛であったり、時には自分へのご褒美だったりと、モチベーションを上げる材料はいろいろとありますが、山歩きに関しては、山友の存在が大きいと感じています。
山友の「一緒に山を歩きませんか」という一言が、一歩を踏み出す大きな力になります。その言葉が山ガールからだったら尚更です。
モラール(morale)という言葉、聞いたことがありますか?
そういえば、人事・労務管理の領域では、かつてはモラール(morale:士気)を高めるという言葉が使われていました。それがいつの間にか、モチベーション・アップという言葉に置きかわってしまいました。
モラール・アップは、生産性をあげる施策のひとつとして、組織の士気を高める意味で使われていました。
一方、モチベーション・アップは、個人の生産性を高めるための、やる気や動機づけを意味するときに使われています。
このように、人事・労務管理の領域でも、組織(集団)から個へと、視点が移り変わってきています。
社員のモチベーションを高め生産性を上げるにはどうしたらよいか、これはオフィス阪野でも常に追究しているテーマです。
こんなことをつぶやいて歩いていると、山を下りてきた山ガールとすれ違いました。その歩みからすると、ガールというより、マダムだったかも知れません。
「偶然は準備のできていない者を助けない」(パスツール)
モチベーション・アップにつながる、ステキな偶然に備え、しっかり足腰を鍛えようと思いました。
山の天気
今朝、一歩踏み出したときは青空が見えていたのに、ピークに近づくにつれ西風が強くなり、吹雪いてきました。
どこかの山に入っていた山友が里に戻って、晴れ女パワーが収まり、低気圧のパワーが勝ってきたのかもしれません。
風と雪が強く、ピークからは何もみえませんでした。
ホワイトアウトの中、山の神に、これまでの無事の報告をし、これからの無事を誓って、早々にピークを後にすることにしました。
大都市の近郊にある低山といえども冬山、通い慣れた道なので、迷うことはありませんでしたが、踏み跡は全く消えて別世界です。ホワイトアウトと山が吠えているような風の音で、野生のような、五感が研ぎ澄まされます。
山を下りて南側の斜面に廻り込むと、風がピタッと止んで、静けさが戻ってきました。野生から還り、ホッと一息つきました。
なんとなく、山のふところで、誰かに守られているような気がしました。
今日もスタートラインに立つ勇気を持てた奇跡に感謝します。
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