ラン&ウォーク21目

コンサル

円山ピークへラン&ウォークで行ってきました。円山医院(円山:225m)通院4日目です。今日の気温は、出発時プラス4℃とやや高めで、ピークでもプラス1℃。体調は悪くは無かったのですが、少し汗をかきました。

コンサルって、何をするの?

神宮側の園路を進んでいると、小鳥のさえずりがあちこちから聞こえてきます。寒さが緩んだからでしょう、いつもよりにぎやかです。

「おじさん、コンサルとかリテンション、この前つぶやいていたけど、それって何?」という声が聞こえてきました。立ち止まって、振り返っても誰もいません。

幻聴?と思いつつも、前に進みながら、「コンサル」について語ってみることにしました。

「コンサル:コンサルティング(consulting’)」は、困っている人からの相談を受け、その問題解決のアドバイスをする仕事だよ。そういう仕事をする人をコンサルタントといいます。また相談にくる人を、クライアントといいます。

困りごとにはいろいろあるけど、おじさんは、会社のえらい人や、そのえらい人から仕事を任されている人たち(クライアント)から、困りごとについての相談を受けています。

最近は、働いているひとが、次々とやめてしまう会社から、相談を受けました。どうしたら、働く人がやめないようになるか、活き活きと働いてくれるようになるかといった相談です。別な会社からは、きちんと働いてくれる人をさがす仕事のお手伝いもしています。

実は、おじさん、相談を受けたときには、答えを持っていません。困りごとを聞いて、直ぐに解決策は思いつきません。じゃ、どうしたら答えが見つかるかというと、クライアントから、たくさん話を聞くことから始めます。そのたくさんの話のなかに、解決のヒントがあります。そして、ヒントをもとに更に話を進めると、やがて解決策が明らかになってきます。

こうやって、おじさんは解決を見つけています。

もうひとつの質問の「リテンション」とは、「働いている人が次々とやめてしまう会社」からの相談のときに…。

ここまで話したとき、向こうからきた子供連れの家族とすれ違い、道を譲りました。傾斜が厳しくなる手前で、ちょうど一息つくのにいい場所です。

山の神の診立て

あたりを見回すと、小鳥のさえずりのみで、他の声は聞こえませんでした。

「リテンション」の話は、この次にすることにして、最後の急坂を一気に登ることにしました。

3回目の通院(登山)より、今日は少しきつく感じました。しかし、大きく息が乱れることもなく、道程も短く感じました。

ピークでは、数人が景色を眺めていました。気温はプラスの1℃。少し雪が舞っていましたが、汗ばんだ体には、心地よく感じました。

山の神に、1週間の無事を報告し、次回まで無事に過ごすことを誓って、山を下りることにしました。

山の神が「だいぶ良くなってきましたよ、でももう少し通ってください。良くなったら、藻岩山(531m)病院への紹介状を書きますよ」と診立てを知らせてくれました。

元旦に藻岩山に登ったときは、その後立ち直るのに時間を要しました。しかし、もう少し円山医院に通ったら、次は毎週のように藻岩山病院に通院できるようになる、とのことようです。

今は、円山医院に通うことがやっとですが、毎週、藻岩山病院に通うことができるようになったら、体も相当軽くなると思います。

そんなことを考えていたら、あっという間に降りてくることができました。

今日も、スタートラインに立つ勇気を持てた奇跡に感謝します。

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