円山(225m)へ、ナイトラン&ウォークで行ってきました。今シーズン初めての円山です。アイスバーンを薄っすら粉雪が覆っている、ランにはとっても厳しいコンディションです。深雪の山道のつぼ足(深雪にはまること)にも備えて、スパイクが打ってある長靴で今夜は家を出ました。
空腹は、最高のスパイス
元旦に、藻岩山に初日の出登山をしましたが、その時のパートナーの山ガールからたくさんのお肉を届けてもらいました。なので、今夜のメニューは焼肉です。牛サガリ500g、豚サガリ500g、どちらも松ジン(松尾ジンギスカン)風のタレに漬け込んであります。そのままでも、十分うまいに決まっていますが、更に味を極めるためにはどうしたらよいか、考えました。直ぐに思いついたのは「空腹は、最高のスパイス(ソース?)」という名言です。今夜のコースは、少し長めに取り、円山を動物園側から登るルートでラン&ウォークを開始しました。
円山医院
円山を愛する人々から、円山は「円山医院」と呼ばれることがあります。毎日で登ることで体調の変化がわかる。ちょっと体が重たいときに登ると、体がシャキッとして体調が改善する。少々の風邪なら、登ったほうが早く治る、等々。理由はいろいろ考えられますが、共感できることばかりです。国の天然記念物にも指定されている円山の原始林は、その中を歩くだけでたくさんのパワーをもらえます。
そんなことを考えて進んでいると、いつもなら休みを1本もとることなくピークまで行けた体が、とても重たく感じました。やむなく息を整えるため大倉山のジャンプ台を見渡すことができる場所で1本休みを取りました。円山から「もう少し通ってくださいね」と言われた気がしました。
「山の神」への報告
円山のピークには「山の神」が祀られています。祠と石碑があり、ピークに来るとそれぞれにお参りして、これまでの無事を報告します。前回は、幌見峠のラベンダーが盛りのころでしたから、少し間があいてしまいました。なので、少し長めの報告です。そして今夜ピークに来れたことを感謝し、再び報告にくることを約します。このお参りがすむと、それからゆっくり札幌の景色を眺めることにしています。
冬は木々が葉を落としているので、夏には見えない西の方角も眺望が開けます。今夜は誰もいないピークでゆっくり夜景を楽しみました。
下山後は、美味しい焼肉をたくさん堪能したことは言うまでもありません。作成成功です。
今夜もスタートラインに立つ勇気を持てた奇跡に感謝します。
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