旭山記念公園までナイトラン&ウォークで行ってきました。先日の失敗から学びネックウォーマーを装着し家を後にしました。薄手の素材で息の通りが比較的良いもの選びましたが、走り始めて直ぐに酸欠を感じるようになりました。酸欠をとるか鼻曲がりをとるか、真冬並みの寒さの中で究極の選択をしながら上り坂を進みました。
サラサラの新雪は、ハードな坂道をつくる
大雪に見舞われた石狩北部や空知地方とはまるで別世界の札幌中心部、特に中央区南部の旭山地区は乾燥した路面も見えるほど少雪です。しかし、今夜は石狩湾から流れ込む雪雲の端っこが、浮浪雲になって旭山記念公園辺りにサラサラの粉雪をまいていきます。積雪は1~2㎝ほど、サラサラで踏み固まりません。この状態の上り坂は極端な言い方をすれば、砂丘を駆け上っている感じです。前への推進力が全く得られず、100m進まないうちに息があがり、先ほどの究極の選択はどこかへ吹き飛んでいきました。
毎年経験しているはずの新雪の中のラン。深雪ならそれなりの覚悟でスタートしますが、薄っすらの積雪でこんなに苦労するとは、甘く見ていました。加齢のせいも知れませんが、思いもよらず、新しい発見をしました。
なのでネックウォーマーは、首の周りまで下げ、十分に空気を取り入れつつウォーキング主体で展望台に向かいました。
展望台を独り占め
展望台の駐車場は、一台の車もなく、言うまでもない展望台は独占です。
しかし、思った以上に風が強く、体は程よくポカポカなのに、手指は強い痛みを覚えるほど冷え込みが厳しかったです。汗をかき過ぎるとヒートロスにつながり、一方薄着になれば、手指等の末端は冷え過ぎる。真冬の防寒の難しさを改めて認識しました。シーズン初めに経験出来て、今後の参考になります。
下り坂は、薄っすら積もった新雪がクッションになり、快適なランニングができました。上りで苦労した分下りで楽ができた、より変化のあるナイトラン&ウォークでした。
スタートラインに立つ勇気を持てた奇跡に感謝します。
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