旭山記念公園へナイトランで行ってきました。歩道がいい感じて圧雪されていて、昨晩の反省も活かされ、ランでピークまで、なんとか到達できました。
偶然は準備のできていないものを助けない
「le hasard ne favorise que les esprits prepares :偶然は準備のできていない人を助けない」これは、様々なワクチンを開発した、パスツールの言葉です。「偶然」は誰にも平等に訪れますが、準備をしていない者は、その「偶然」に気づくことすらできない、そんな可能性を示唆しています。
今日は、朝から体が重たく、仕事している日中から、走らない理由がたくさん頭をよぎっていました。それにもかかわらず、走り始めたのは昨晩の課題を、今夜中になんとか解決して、その答えを確かめたかったからです。
歩いてもいいから、行けるところまで走ってみよう。そんな感じでスタートしました。すると思っていた以上に足が前に出て、体が温まるにつれて息も楽になってきました。そして、何よりもラッキーだったのは、昨晩から雪がほとんど降らず、昼の日差しで昨晩の自分の踏み跡がしっかりとしまっていたことです。走りやすかったです。さらに10日以上、ランのブランクをあけたことで、それまで立ちはだかっていた(急坂に対する)心の壁を、取り払うことができたこともうまくいった要因の一つかも知れません。いろいろな偶然が重なって、労せずに駆け上がることができました。一つ壁を越えた感じです。
ちゃんと仕事もしています
ランの話ばかりですが、この間にもちゃんと仕事もしています。今日は採用のコンサルで、採用面接のお手伝いしてきました。いわゆる「中の人」の立場で、採用に関わってきましたが、その経験を今度は求職者へのアドバイスにどう活かすか、そんなことを走りながら考えていました。上りは、息を整えるのに必死で、そんな余裕はありませんが、下りはほとんど毎回、その日の振り返りをしています。前にも書きましたが、歩いたり、走ったりしているときに、意外と良いアイデアが浮かんできます。机の前にいるよりも考えがまとまるような気がします。
体を積極的に動かすことが、いい仕事につながるような気がして、行き詰まったときは、意識して走ることにしています。
昨晩は、下りでキュッ、キュッと新雪のしまる小気味のよい音が、推進力につながりました。
今夜は、雪質が変わり、ギュッ、ギュッと少し重たい感じがして、スピードにも乗ることができませんでした。しかし、その分、振り返りに意識を集中することができて、充実したランになりました。
スタートラインに立つ勇気を持てた奇跡に感謝します。
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